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決算書の読み方の基本|年商3億円を超える社長が最初に見るべき3つの数字

  • 執筆者の写真: 近藤 祐輔
    近藤 祐輔
  • 2月20日
  • 読了時間: 2分

はじめに


年商5億円を目指すなら、まずは3億円の壁を突破する必要があります。


しかし――

「決算書は見ているけど、正直よく分かっていない」

という社長は少なくありません。



社長:

先生、決算書って結局どこを見ればいいんですか?売上と利益だけ見ていれば十分ですよね?


税理士:

その2つだけだと、まだ半分です。

まず見るべきはこの3つです。

  1. 粗利益率

  2. 営業キャッシュフロー

  3. 自己資本比率


社長:

え、営業利益じゃなくて粗利益率なんですか?


税理士:

はい。

売上が伸びても、粗利益率が下がれば意味がありません。

例えば:

  • 売上:2億 → 3億

  • でも粗利率:40% → 28%

これだと、実は体力は落ちています。

年商3億円を超える会社は、売上よりも粗利率を安定させています。


社長:

なるほど・・・。でも営業キャッシュフローってそんなに重要ですか?


税理士:

重要です。

営業利益が出ていても、

  • 売掛金が増えている

  • 在庫が積み上がっている

と、お金は増えません。


銀行が見るのは、


「返済できるキャッシュが出ているか」


です。

黒字でも融資が伸びない会社は、営業CFが弱いことが多いです。


社長:

自己資本比率はどうですか?借入は少ない方がいいですよね?


税理士:

単純に“借入ゼロ”が正解ではありません。

重要なのは、

  • 利益が内部留保として積み上がっているか

  • 財務バランスが健全か

自己資本比率30%以上ある会社は、銀行からの信用が一段上がります。



まとめ|まず見るべき3つの数字


年商3億円を突破するために、毎月チェックすべき指標はこの3つです。

✔ 粗利益率

✔ 営業キャッシュフロー

✔ 自己資本比率

売上は“結果”です。この3つは“構造”です。


決算書は税務申告のための書類ではなく、


「成長戦略を設計するための地図」


です。



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