決算書を経営に活かす最終まとめ|年商5億円を目指すための財務KPI総整理
- yusukekondo9
- 3 日前
- 読了時間: 2分
はじめに
ここまで、
粗利益率
営業キャッシュフロー
売掛金・在庫の回転期間
借入金と実質無借金経営
経常利益の質
など、決算書の各パーツを分解して解説してきました。
本記事では、その総まとめとして、
年商5億円超を目指す経営者が「最低限押さえるべき財務KPI」
を整理します。
① 売上よりも「粗利益率」を見よ
売上拡大は重要ですが、
売上 × 粗利益率 = 利益の源泉
です。
✔️ 目安
粗利益率:30%以上(業種による)
3期比較で安定または改善傾向
粗利率が下がると、いくら売上を伸ばしても資金は残りません。
② 営業利益と営業キャッシュフローの一致
黒字倒産を防ぐために必須なのが、
利益とキャッシュの整合性
✔️ チェック
営業CFが安定的にプラス
経常利益と大きな乖離がない
③ 売掛金・在庫の管理
資金が足りない原因の多くはここにあります。
✔️ 目安
売掛金回転期間:60日以内
在庫回転期間:業種平均以下
資金効率を高めることで、借入依存を減らせます。
④ 借入金と実質無借金水準
借入金があること自体は問題ではありません。
現預金 ≥ 借入金
この水準を目指すことで、 財務の安定性と成長余力の両立が可能になります。
⑤ 自己資本比率と内部留保
利益は“使い切るもの”ではなく“積み上げるもの”です。
✔️ 目安
自己資本比率30%以上
安定黒字を3年以上継続
これができて初めて、 金融機関から「強い会社」と評価されます。
⑥ 経常利益の質
一時的な補助金や売却益に頼るのではなく、
本業で安定的に稼ぐ構造
を構築することが、5億円フェーズに必要です。
年商5億円フェーズに必要な財務思考
年商1〜3億円規模では「税金を減らすこと」が重要テーマになりがちです。
しかし、5億円を超えるフェーズでは、
節税よりも内部留保
短期利益よりも信用力
売上よりも資金効率
と、経営の軸を移す必要があります。
まとめ:決算書は“報告書”ではなく“経営ツール”
決算書は税務申告のための書類ではありません。
未来を設計するための「経営の地図」
です。
数字を“過去の結果”として眺めるのではなく、
来期の投資判断
借入戦略
役員報酬設計
成長シナリオ
に活かしてこそ、意味があります。
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