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年商3億円超を目指す経営者のための財務戦略型税理士
近藤祐輔税理士事務所
Yusuke Kondo Tax Consulting Office
税務申告書と決算書の違い|会計利益と課税所得がズレる理由を税理士が解説
結論:税務申告書と決算書は、同じ会社の数字をもとに作られますが、目的もルールも違います。 決算書は経営状況を示す資料であり、税務申告書は法人税を計算するための書類です。 そのため、決算書の利益と税務申告書上の課税所得は一致しません。この記事では、その違いとズレの仕組みをわかりやすく解説します。 「なぜ同じ会社なのに数字が違うのか?」という疑問にも具体例で答えます。 はじめに 「決算書と税務申告書って、同じものじゃないの?」 経営者の方からよくいただく質問です。実はこの2つ、 目的も、内容も、見る相手も違う という点で、明確に区別する必要があります。 「税務申告書」と「決算書」の違いを、税務・財務・経営の観点から解説します。 I. そもそも「決算書」とは? 決算書は、会社の1年間の経営成績や財務状況をまとめた資料で、以下のようなものを指します: 貸借対照表(B/S) 損益計算書(P/L) 株主資本等変動計算書 キャッシュフロー計算書(※中小企業は省略されることも) これらは 会計ルール(企業会計原則)に基づいて作成 されます。主に、...

近藤 祐輔
2025年8月14日読了時間: 4分


キャッシュフロー計算書の読み方|黒字倒産を防ぐCFの基本
はじめに 「利益は出ているはずなのに、なぜか資金が足りない・・・」 この悩みを抱える経営者は少なくありません。その原因を最も正確に把握できる資料が キャッシュフロー計算書(C/F) です。 損益計算書(PL)が「利益の動き」を示すのに対し、キャッシュフロー計算書は「現金の動き」を示します。この2つがズレているときに、黒字倒産という最悪の事態が起こります。 今回は社長と税理士の対話形式で、キャッシュフロー計算書の基本構造と、実際の資金繰りをどう読み解けばよいかを解説します。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 1. キャッシュフロー計算書とは何か? 社長: キャッシュフロー計算書って、資金繰り表と何が違うんですか? 税理士: 資金繰り表は会社が独自に作る管理資料ですが、キャッシュフロー計算書は財務諸表の一部として決算書に含まれる公式な書類

近藤 祐輔
2025年8月12日読了時間: 7分
損益計算書(P/L)の読み方と利益の種類の違い〜「5つの利益」を理解して、銀行評価と経営判断の精度を上げる〜
「利益が出ている」と一口に言っても、その中身は一つではありません。年商5億円を目指す経営者が金融機関や投資家と信頼関係を築くためには、「損益計算書の読み方」と「利益の種類の違い」を正しく理解することが必須です。 本記事では、損益計算書の構造と5つの利益の意味、それぞれが経営判断や金融機関からの評価にどう影響するかを解説します。 I. 損益計算書とは? 損益計算書(Profit and Loss Statement/P/L)は、 一定期間の売上・費用・利益の流れ を記録したものです。 貸借対照表が「一時点の財務状況」を示すのに対し、P/Lは「ある期間の成績表」としての役割を果たします。 その基本構造は以下のように、上から下へと利益を段階的に計算していく形です: 売上高 売上原価 売上総利益(粗利) 販売費及び一般管理費(人件費、家賃など) 営業利益 営業外収益・費用(受取利息、支払利息など) 経常利益 特別利益・損失(例外的な取引) 税引前当期純利益 法人税等 当期純利益 II. 経営者が理解すべき「5つの利益」とは? 損益計算書で特に重要な利益は

近藤 祐輔
2025年8月7日読了時間: 4分


貸借対照表の読み方|銀行が決算書で最初に見る3つの指標
はじめに 「決算書を銀行に提出しているけど、どこを見られているのかわからない・・・」 融資を受けるたびにこう感じている経営者は少なくありません。銀行が決算書の中で最初に目を向けるのは、損益計算書(PL)ではなく 貸借対照表(B/S) です。 B/Sには会社の「財産の状況」と「資金の調達元」が一目でわかる形で示されており、銀行はここから経営者の資金管理力・財務体質・信用力を読み取ります。 今回は社長と税理士の対話形式で、貸借対照表の基本構造と、銀行が実際に見ている3つの指標・警戒する項目を解説します。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 1. 貸借対照表とは何か? 社長: 先生、貸借対照表って損益計算書と何が違うんですか? 税理士: 損益計算書が「一定期間の利益の動き」を示すのに対し、貸借対照表は「ある一時点における会社の財産の状況」を

近藤 祐輔
2025年8月5日読了時間: 7分
金融機関が決算書で見るポイントとは?|融資審査で評価される5つの視点を税理士が解説
結論:金融機関は、決算書の「黒字・赤字」だけで融資判断をしていません。 実際には、利益の安定性、資産の健全性、借入金の返済能力、営業キャッシュフロー、そして決算の信頼性を総合的に見ています。 この記事では、金融機関が決算書のどこを見ているのか、融資審査で評価されるポイントと、評価を下げる決算の特徴を税理士の視点からわかりやすく解説します。 はじめに 「うちは黒字決算だし、問題ないはずです」 「利益が出ているのに、融資が通らなかったのはなぜ・・・?」 このような相談をよく受けますが、実は 金融機関は単に「黒字かどうか」だけを見ていません。 決算書には、利益・資金繰り・財務健全性など多くの情報が含まれており、 銀行は“5つの視点”で総合的に読み取っています。 1. 金融機関が決算書で見る「5つの評価視点」 項目 チェックされる内容 評価ポイント ① 損益状況(PL) 売上・利益の安定性/成長性 毎期黒字か/利益率は? ② 資産の健全性(BS) 売掛金・在庫・固定資産の妥当性 過大計上がないか? ③ 負債の構成(BS) 借入金の水準/返済能力 自己資本

近藤 祐輔
2025年6月19日読了時間: 5分


成長企業の決算書の読み解き方|三表を経営戦略に活かす方法
はじめに 「決算書って、毎年税理士さんに作ってもらって、ざっと確認するくらいで・・・」 こう話す経営者は少なくありません。しかし、成長を続けている企業の経営者ほど、決算書を「数字の報告書」ではなく「経営戦略の地図」として活用しています。 決算書には、今期の結果だけでなく、コスト構造の課題・資金繰りの問題・銀行からの評価・次の投資判断のヒントがすべて詰まっています。読み解き方次第で、経営判断の質が大きく変わります。 今回は社長と税理士の対話形式で、決算書三表の読み方と経営への活かし方を解説します。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 1. 決算書三表の基本 —— 何がわかるのか 社長: 決算書って、損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書の3つがありますよね。それぞれ何を見るものなんですか? 税理士: 3つはそれぞれ異なる視点で会社の状

近藤 祐輔
2025年4月22日読了時間: 8分
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