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中小・中堅企業さまの頼れる経営パートナー
近藤祐輔税理士事務所
Yusuke Kondo Tax Accounting Office
在庫とキャッシュフローの関係|利益を圧迫する「棚卸資産」の落とし穴
はじめに 「売上は順調なのに、なぜか資金繰りが苦しい」 この原因の1つが 在庫の増加(棚卸資産) にあることが多いです。中小企業の資金繰り悪化の大きな要因の一つが、「売れていない在庫」に資金が滞留していることに気づけていないことです。 今回は、在庫がキャッシュフローに与える影響と、資金効率を高めるための在庫管理のポイントを、税理士の視点から解説します。 1.在庫(棚卸資産)とは? 貸借対照表における棚卸資産とは、以下のような「販売のための資産」を指します。 商品・製品(販売用の完成品) 半製品・仕掛品(製造途中) 原材料・部品(製造前段階) これらはすべて、 まだ売れていない=現金化されていない資産 です。 2.在庫がキャッシュを圧迫する理由 在庫は「資産」として計上されますが、 それは“現金が姿を変えて寝ている”状態です。 つまり、仕入・製造・保管などで一度お金を出してから、 それが「売れて入金されるまで」現金が戻ってこない。 この期間が長いほど、 キャッシュが在庫に滞留し続ける ことになります。 3.在庫増加による経営への影響...
近藤 祐輔
1月16日読了時間: 3分
売掛金・買掛金の回転期間と資金効率|経営者が注目すべき資金繰りの見える化指標
はじめに 売上は順調、利益も黒字・・・ にもかかわらず、「なぜか資金が足りない」と感じたことはありませんか? その原因の一つが 「売掛金・買掛金の回転期間」 にあることが多く、これは資金繰りに大きく影響します。 今回は、経営者が知っておくべき「回転期間」の考え方と、資金効率を改善する実務ポイントを税理士の視点で解説します。 1.回転期間とは何か? ● 売掛金回転期間 売掛金の回収に要する平均日数=【売掛金 ÷ 年間売上高】 × 365日 👉 短いほど資金回収が早く、キャッシュフローが良好になります。 ● 買掛金回転期間 仕入れに対する支払いまでの平均日数=【買掛金 ÷ 年間仕入高】 × 365日 👉 長いほど資金の滞留が少なく、資金繰りに余裕が出ます。 2.なぜ回転期間が重要なのか? たとえ利益が出ていても、資金が口座に入ってこなければ意味がありません。 例えば: 売掛金回収が90日かかっている 買掛金の支払いは30日後 この場合、 売上代金が入る前に仕入代金の支払いが先に発生 しており、結果として資金不足が起きやすくなります。 3.回転期
近藤 祐輔
1月14日読了時間: 3分
資金繰り表と決算書の整合性のチェック方法|ズレの発見と修正ポイント
はじめに 資金繰り表は、日々の資金管理に欠かせないツールです。 しかし、経営者が意外と見落としがちなのが、 「決算書と資金繰り表がちゃんと整合しているか?」 という点です。 資金繰り表だけが正しければ良いわけではなく、 決算書と整合してはじめて資金管理は正確に機能 します。 本記事ではそのチェック方法と、ズレが生じやすいポイントを解説します。 なぜ整合性が重要なのか? 決算書は外部(金融機関・税務署)への公式資料 資金繰り表は内部の意思決定資料 この2つの数字が噛み合っていないと、 銀行融資や資金戦略にズレが生じ、 誤った経営判断を招くリスクがあります。 チェック①:期末現預金残高の一致 まず確認すべきは、 ■ 決算書(貸借対照表)の「現預金残高」 と ■ 資金繰り表の「期末残高」 が一致しているか。 ズレがある場合: 入出金の記録漏れ 借入金・返済や税金支出の反映ミス 現預金以外の資金(未収入金・立替等)との混同 チェック②:営業活動による資金増減と営業利益の関係 資金繰り表の「本業の資金増減」と、 損益計算書の「営業利益+減価償却費」は方向性
近藤 祐輔
1月7日読了時間: 2分
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