top of page
中小・中堅企業さまの頼れる経営パートナー
近藤祐輔税理士事務所
Yusuke Kondo Tax Accounting Office
無借金経営は本当に良いのか?~“実質無借金経営”こそが銀行に信頼される企業体質~
はじめに|「借金ゼロ=健全」はもう古い? 経営者の中には「借金は悪」という価値観を持つ方が少なくありません。確かに、借入が多いと返済のプレッシャーや金利負担が重くなります。しかし、 “借金ゼロ”が必ずしも良いとは限らない のです。 特に成長過程にある企業にとって、「外部資金を活用しない経営」=「チャンスを逃す経営」でもあります。 では、何が理想なのか? 答えは、「実質無借金経営」という考え方にあります。 1. 無借金経営の落とし穴とは? 「無借金経営です」と胸を張る企業でも、実はこんなリスクを抱えていることがあります: 課題 内容 成長資金が不足 設備投資・採用・新規出店などに積極的に動けない 金融機関との関係が希薄 いざというときに借りられない/取引実績がない 自己資金に過剰依存 キャッシュが不足すれば即「手詰まり」になる 資金の非効率 設備投資などもすべて現金払い ⇒ 資金繰りが厳しくなることも 📌 「無借金」=資金に余裕があるとは限らない という点が重要です 2. 実質無借金経営とは?|“借入金よりも預金が多い”状態 「実質無借金経営」と
yusukekondo9
2025年10月28日読了時間: 3分
銀行が嫌う決算書の兆候と改善策~“数字のクセ”が命取りに?年商5億円を目指す経営者が知っておくべき注意点~
はじめに|銀行の評価は「数字」から始まる 「うちの会社、赤字じゃないのに銀行対応がイマイチ良くない・・・」「融資が通りにくくなった理由がわからない・・・」 銀行は、決算書の“ある兆候”をもとに、融資の可否や金利をシビアに判断しています。つまり、 決算書の中にある小さな違和感が“NGサイン”として機能している 可能性があるのです。 本記事では、税理士の立場から「銀行が嫌う決算書の兆候」と、それに対する「改善策」を具体的にご紹介します。 銀行が嫌う7つの決算書の兆候とは? ① 社長貸付金・仮払金・仮受金が多額に計上されている 資金の流れが不透明 経営と私生活の線引きができていない 実質的には回収不能な“隠れ債務” 📌 銀行は「この会社、お金を私的に使っているのでは」と疑念を持ちます ▶ 改善策: 原則として貸付金は返済する 仮払金・仮受金は月次で必ず精算 社長個人との資金のやり取りは明確に記録 ② 減価償却費が極端に少ない or 計上されていない 利益を大きく見せるために減価償却を抑えていると… 銀行は「キャッシュの流れを偽っている」とみなす 📌
yusukekondo9
2025年10月23日読了時間: 4分
銀行はここを見ている!借入金の比率と返済能力の見せ方~年商5億円を目指す経営者が知っておきたい「財務体質」の整え方~
はじめに 「銀行から融資を受けたいが、借入が多すぎて心配されないか…」「決算書のどこを見て“返済能力あり”と判断してもらえるのか分からない」 これは多くの中小企業経営者が抱える悩みです。実は銀行は、“借入の多寡”ではなく、“返せるかどうか”と“返す力が継続するかどうか”を見ています。 本記事では、税理士の視点から、金融機関に好印象を与える「借入金の見せ方」と「返済能力の伝え方」を解説します。 借入金が多いと本当に悪いのか? ✅ 金融機関が見ているのは「バランス」と「返済余力」 単純に借入金が多い=悪ではありません。 むしろ、 成長投資や運転資金に戦略的に借入を活用している企業は評価されます。 ただし、その際に見られるのは以下のようなポイントです: 視点 内容 借入金の比率 自己資本とのバランス(≒財務レバレッジ) 借入の使途 設備投資・成長投資か?赤字補填か? 返済能力 どのくらいの期間で返せるか?CFは足りているか? 借入金の比率が高いと判断される目安は? ▶ 自己資本比率を見られます 自己資本比率 = 純資産 / 総資産 × 100(%)
yusukekondo9
2025年10月22日読了時間: 3分
「社長貸付金」「仮払金」「仮受金」が融資審査に与える重大な悪影響とは~金融機関はこう見ている!BSの“資金の不透明さ”が信用を落とす~
はじめに 決算書の中で、経営者が意識しないまま 金融機関の評価を著しく下げている項目 があります。それが、「社長貸付金」「仮払金」「仮受金」です。 一見すると小さな金額でも、銀行の目から見れば “資金の流れが不透明”“ガバナンスが甘い”“粉飾の兆候” と捉えられてしまう可能性があるため、注意が必要です。 今回は、これらの科目が 銀行融資にどのような悪影響を与えるのか を税理士の視点で解説します。 I. 社長貸付金とは何か?なぜ問題視されるのか? ✅ 定義 「社長貸付金」は、会社から代表個人に対して貸し付けられた金銭です。貸借対照表(B/S)では、資産の中の「貸付金」として計上されます。 ❌ 金融機関から見た問題点 懸念 内容 資金の私的流用 経営者が会社のお金を個人的に使っている印象を与える 回収可能性が不透明 多くの場合、返済されないまま放置されている 経営姿勢への不信 「この会社は経営と私生活の区別がついていない」と評価される 粉飾決算の疑い 赤字を隠すための仮装取引の一部と疑われることも 📌 たとえ資産として計上されていても、銀行は“実態
yusukekondo9
2025年10月16日読了時間: 4分
債務超過とみなされる決算書の特徴とは~銀行が“この会社、危ないかも”と判断する決算の見え方~
はじめに 中小企業経営において、 決算書の見え方ひとつで金融機関の対応が大きく変わる ことをご存知でしょうか? とくに「債務超過」と判断されると、追加融資のハードルが一気に上がるだけでなく、 既存借入の条件変更すら厳しく なることもあります。 今回は、税理士としての視点から、金融機関や保証協会に「 実質的な債務超過とみなされる決算書の特徴 」について、詳しく解説します。 I. 「債務超過」とはそもそも何か? まず基本から確認しましょう。 ▶ 会計上の定義: 債務超過とは、 負債の総額が資産の総額を上回っている状態 です。 純資産=総資産−総負債<0 すなわち、 貸借対照表の「純資産」がマイナス であれば、形式的には債務超過といえます。 II. 形式的に黒字でも「実質債務超過」とみなされる決算書の特徴 形式的には黒字、純資産もプラスなのに、 銀行や保証協会が“この会社、実質的に債務超過では?”と警戒するケース が少なくありません。 以下のような特徴がある場合、 「粉飾の可能性」や「実質債務超過」と判断されやすくな
yusukekondo9
2025年10月14日読了時間: 4分
金融機関が注目する「営業利益」と「経常利益」の違い ~見られる“本業力”と“返済余力”を理解する~
はじめに 年商5億円を目指す経営者にとって、金融機関との良好な関係構築は資金調達の鍵となります。その際、銀行担当者が重視するのが、決算書中の「営業利益」と「経常利益」です。 しかし、この2つの利益は似ているようで、 見る視点・意味合い・改善のポイント...
yusukekondo9
2025年10月9日読了時間: 4分
利益剰余金の増減が銀行取引に与える影響~「利益剰余金=信頼の蓄積」だと知っていますか?~
決算書において「利益剰余金」は、あまり注目されることの少ない項目かもしれません。しかし、 金融機関はこの数字を非常に重視しています。 税務の世界では、利益剰余金そのものに課税はありませんが、 銀行取引では“信用力”のバロメーターとして扱われる指標 です。...
yusukekondo9
2025年10月7日読了時間: 3分
銀行が重視する「流動比率」と「当座比率」とは~資金繰りの健全性はこの2つで見抜かれる~
決算書に出てくる「流動比率」「当座比率」。税務署がそれほど重視しないこの指標、実は 銀行が融資判断で極めて重要視する財務指標 です。 本記事では、税理士としての立場から、銀行がどのようにこの2つの比率を見ているのか、そして企業がどう改善していけば良いかを解説します。 I....
yusukekondo9
2025年10月2日読了時間: 4分
自己資本比率の重要性と見せ方~「財務の健康診断」を武器に変える!~
会社の「体力」を一言で表すとしたら、何を見ますか?その問いに対して、多くの金融機関が注目する指標の一つが「 自己資本比率 」です。 自己資本比率は、 税務署ではなく銀行が重視する指標 であり、「融資が受けやすいかどうか」「経営の安定性があるかどうか」を判断するベースになりま...
yusukekondo9
2025年9月30日読了時間: 4分
税務調査で指摘されやすい決算書の特徴~調査官が“気になるポイント”を知っていますか?~
「税務調査が入るとしたら、ウチはどこを見られるんだろう?」多くの中小企業経営者にとって、税務調査はいつ来るかわからない“経営上のリスク”のひとつです。 特に、 決算書には“調査官が違和感を持ちやすいサイン”が表れている ことが少なくありません。 本記事では、...
yusukekondo9
2025年9月26日読了時間: 3分
税務上の利益と資金繰りが一致しない理由~「黒字倒産」を防ぐために経営者が知っておくべき会計と現金のズレ~
「決算は黒字なのに、通帳にはお金がない」「法人税を払うために資金をかき集めている」 このような声は、決して珍しいものではありません。実際、 黒字倒産(利益は出ているが資金が尽きて倒産)という言葉もあるほど、“利益”と“お金”の関係は複雑 です。...
yusukekondo9
2025年9月18日読了時間: 3分
繰越欠損金の利用可能性と節税への活用~赤字を「将来の利益」と相殺するスマートな節税戦略~
決算で赤字が出た場合、「その赤字は終わった話」としてしまうのは非常にもったいない考え方です。法人税法上、一定の要件を満たせば、赤字(欠損金)を将来の利益と相殺し、 節税に活かすことが可能 です。 この制度が「 繰越欠損金の控除...
yusukekondo9
2025年9月16日読了時間: 3分
法人住民税・法人事業税の算出と納税スケジュール~中小企業経営者が押さえておくべき基礎と落とし穴~
法人税の確定申告書を作成するとき、 「法人住民税」「法人事業税」も一緒に計算 する必要があります。しかし、それぞれの税金が「何を根拠に」「いつ」「いくら」納めるのか、明確に把握している経営者は意外と少ないものです。 本記事では、...
yusukekondo9
2025年9月11日読了時間: 3分
役員報酬と事前確定届出給与の注意点~「損金になると思っていたのに否認された」にならないために~
「役員賞与は原則として損金にならない」という税務上の原則をご存じの方も多いかと思います。そのなかで唯一、損金算入が認められているのが『事前確定届出給与』です。 しかしこの制度、 非常に厳格な形式要件 があるため、「手続ミスにより損金不算入になる」トラブルが後を絶ちません。...
yusukekondo9
2025年9月9日読了時間: 3分
貸倒引当金の計上と税務での取り扱い〜損失が出る前に備える「引当金」は、どこまで税務で認められるのか?〜
取引先の未回収リスクに備える「貸倒引当金(かしだおれひきあてきん)」。 会計上は当然に計上されるこの引当金ですが、 税務上では全額が損金になるとは限りません。 むしろ、 税務では非常に厳格な要件が課されており、処理を誤ると損金否認・追徴課税のリスクがある項目 のひとつです。...
yusukekondo9
2025年9月4日読了時間: 4分
減価償却の税務と会計上の差異の理解〜固定資産の費用計上、会計と税務でなぜ違う?を明確に〜
「会計では減価償却してるのに、なぜ税務では損金にならないんですか?」 中小企業の経営者からよく受けるご質問のひとつです。 固定資産を保有していれば必ず発生する「減価償却」。しかし、この減価償却は 会計上と税務上で処理のルールが異なる...
yusukekondo9
2025年9月2日読了時間: 4分
交際費・福利厚生費の税務処理と限度額の見方〜「接待は全部交際費?」いいえ、それは誤解です〜
決算期や税務調査の直前によく聞かれるのが、「これって交際費ですか?それとも福利厚生費でいけますか?」というご相談です。 交際費と福利厚生費は、見た目が似ていても 税務上の取扱いや損金算入の可否に大きな違い があります。さらに、金融機関との関係においても、これらの科目の中身に...
yusukekondo9
2025年8月28日読了時間: 3分
損金・益金の考え方と会計との違い〜「会計で費用でも、税務では損金にならない」その理由を知っていますか?〜
法人税の計算においては、「損金」「益金」という言葉が頻出します。これらは会計上の「費用」「収益」と似ているようで、 本質的に別物 です。 この記事では、「損金・益金とは何か?」「会計と何が違うのか?」「どんなときにズレが生じるのか?」を、実務でよくある例とともに解説します。...
yusukekondo9
2025年8月27日読了時間: 3分
法人税の計算と決算書の関係〜会計上の利益と課税所得はなぜ違うのか?経営者が知るべき調整のしくみ〜
「決算で利益が1,000万円だったのに、法人税が思ったより高かった(あるいは安かった)」このようなギャップに疑問を持ったことはありませんか? その原因は、「 会計上の利益(=決算書の利益) 」と「 法人税の課税所得(=申告書での利益)...
yusukekondo9
2025年8月21日読了時間: 4分
試算表と決算書の関係性と経営活用の違い〜月次で見るか、年次で見るか。経営判断のスピードと精度を分ける2つの帳票〜
経営者として「数字に強くなる」ためには、 試算表と決算書の違いを理解し、使い分けることが不可欠 です。この2つは見た目が似ていても、 作成目的・タイミング・精度・使い道が大きく異なります 。 今回は「試算表と決算書の違い」「両者の関係性」「経営にどう活かすか」を、財務と経営...
yusukekondo9
2025年8月19日読了時間: 3分
bottom of page